静岡県浜松市教育委員会は28日、入浴施設で男性を盗撮した中学校教諭など、計2人を懲戒免職処分とした。
「欲求が抑えられなかった」
浜松市教委によると、市立中学校の男性教諭(20代)は、今年2月に市内の入浴施設で男性を盗撮。
施設の従業員が警察に通報し、教諭は事情聴取を受けた。
教委の聞き取りに、教諭は「(盗撮を)10回以上やった。欲求が抑えられなかった」などと話したという。
不適切行為を複数回
また、もう一人の中学校男性教諭(20代)は、昨年2月ごろから勤務校の女子生徒と、インスタでメッセージのやり取りを開始。
その後、2人で市外へ出かけるようになり、キスや生徒を抱きしめるなどの不適切行為を、複数回行った。
教諭が同僚に相談したことから、事案が発覚。
教委の聞き取りに教諭は「双方好意を持ってしまった」と話したという。
全国で続々と懲戒免職に…
2人の教諭は、28日付けで懲戒免職処分。
年度末を迎えていることもあり、不祥事を起こした教職員が、全国各地で続々と懲戒免職になっている。
担任や部活の顧問が、突然に居なくなる状況は、生徒にとっても悲劇だ。