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痴漢で起訴された小学校教諭、女子生徒の太もも周辺を無断で26枚撮影した高校講師 大阪府が2人を懲戒免職処分


大阪府教育委員会は26日、JR大阪駅地下通路で痴漢行為をした小学校教諭など、計2人を懲戒免職処分にした。

トレンドニュースキャスター取材班は、府教委人事担当から詳しい話を聞いた。

立ち去ろうとしたが…

大阪府教委によると、吹田市立南山田小学校の黒川翔平教諭(34)は、昨年7月31日にJR大阪駅の地下一階通路上で、意図的に20代女性にぶつかった。

その際に、女性の左胸に自身の肘を押し当てた。

そのまま立ち去ろうとしたが、女性に同伴していた母親が静止し、警察に通報。

黒川教諭は、任意同行された。

「これまでに10回程度ぶつかった」

警察に調べに「意図的にはやっていない」と容疑を否認し、釈放。

しかし、昨年12月に再度警察の聴取を受け、意図的にやったことを認めた。

その後、昨年12月26日に起訴され、今年2月6に裁判。

2月20日に、罰金50万円の命令が下された。

黒川教諭は教委に聞き取りに「これまでに10回程度女性にぶつかった。性的欲求を満たすためにやった」などと話したという。

自習中の生徒を無断撮影

大阪府立芥川高校の井上洋 非常勤講師(68)は、昨年9月と11月、勤務校で高校3年の2人の女子生徒に、補習授業を実施した。

補修が終わった後、生徒たちは自習をしていたが、その際に井上講師は自身のスマホで、生徒に断りもなく、座っていた女子生徒の太もも辺りを撮影。

(画像:イメージ)

生徒が板書を消していた際にも、背後から撮影していた。

不審に思った女子生徒が、他の教員に相談。

学校が井上講師のスマホを確認したところ、女子生徒の脚を撮影した写真が26枚あった。

今年度の懲戒免職15人

ほかにも、駅のホームや路上などで女性の脚を撮影したものを、11枚発見。

井上講師は、教委の聞き取りに「女性の脚に興味があった。きれいな脚を見たら、写真に収めたいという気持ちになった」と話した。

(画像:大阪府庁)

これで、今年度の大阪府教職員・懲戒免職処分者は15人で、うち性犯罪・性暴力が要因となった免職者は11人となった。

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