関西地区でチェーン展開する551蓬莱の「豚まん」に、異物が混入していたことが判明。
運営会社は、16日販売分の自主回収を公表した。
樹脂が欠損
551蓬莱によると、16日12時半ごろ、「豚まん」の具に使用している、玉ねぎ洗浄カットラインの水はね防止カバーの樹脂が、欠損していることが従業員によって確認された。
その樹脂が、16日販売分の豚まんに混入してしまったという。
16日夕方には、購入客から「豚まんに異物が混入している」といった趣旨の連絡もあったそうだ。
返金対応
なお、樹脂を誤って食べてしまった場合でも吸収されずに排出されるため、健康被害はないと考えられるとしている。
手元にある16日販売分の「豚まん」、「チルド豚まん」は、料金着払いで品質管理室に送ると、返金対応される。
1日平均約17万個販売
工場では16日の生産ラインを止めて、原因となった部品の除去や洗浄作業を実施。
17日から生産を再開した。
蓬莱の「豚まん」は大阪名物として、1日平均で約17万個販売されている。