東京都教育委員会は14日、SNSで知り合った18歳未満の少女と、性行為におよんだ教諭など、2人を懲戒免職処分とした。
少女と性行為で起訴
東京都教委などによると、大田区立洗足池小学校の池田哲士教諭(41)は、2021年8月10日、SNSで知り合った18歳未満の少女と、栃木県内のホテルで性行為におよんだ。
その後、青少年健全育成条例違反で起訴された。
また、別の少女とのわいせつな行為を動画撮影し、児童ポルノを製造した罪でも起訴されている。
「ほかにも同じような行為をした」
都立あきる野学園の野澤銀平教諭(26)は、昨年9月14日、走行中の電車内で、隣に座った女子児童の尻を触る痴漢を行った。
教委に聞き取りに対して、野澤教諭は「ほかにも同じような行為をした」などと話したという。
毎年20人前後が強制退場
2人の教諭は、14日付けで懲戒免職処分となった。
教員採用試験の志願者が減っているにも関わらず、東京都では毎年20人前後が懲戒免職となり、学校現場から強制退場させられる異常事態。
教員の配置人数が足りていない学校も多く、現場はまさに危機的状況だ。