公開直後から、SNSでトレンド入りするなど、大きな話題となっている『夜明けのすべて』。
本日10日、公開記念舞台挨拶を開催し、松村北斗、上白石萌音、りょう、光石研、三宅唱監督が登壇した。
人生が一変する山添くん
この日の様子は、全国124館に同時生中継。
キャスト&監督は全国に向けて手を振りながら、昨日からの念願の公開を喜んだ。
パニック障害を抱えたことで、人生が一変する山添くんを演じた松村は「沢山笑えたり、救われたりする映画になってると思います」。
また、「昨日を皮切りにどんどん救われていく人が増えていったらいいなと思います。この輪を皆さんで広げていけたら嬉しいです」と感慨無量で挨拶した。
「早く公開されないかな」
PMSによって月に一度イライラが抑えられず、怒りを爆発させてしまう藤沢さんを演じた上白石も、「映画に携わった一員としても、皆さんよりもいち早く映画を観た一人としても、早く公開されないかなと思っていました。今とても嬉しい気持ちです」と喜びを口にしていた。
幸せな雨降らし
藤沢さんの母親・倫子を演じたりょうが「コートを傘みたいにして雨の中に入っていくところ。雨降らしのシーンは寒かったりするけれど、あのシーンはなんとも言えない幸せな雨降らしでした」と回想。
さらに「今までで一番温かい雨降らしでしたね。あの瞬間に二人で姉妹のようにキャッキャしていました。面白い関係性の親子でした」と気に入っていた。
御縁を続けさせてもらえたら…
最後に主演の松村は「この映画を観て感じたこと、その思いと向き合ってみてほしいです。今後もこの映画とあなたの御縁を続けさせてもらえたら嬉しいです」とアピール。
上白石は「どんなに苦しい時も何かに心を支えてもらえる瞬間というものがあって、この映画が誰かのそんな瞬間を担えたら嬉しいです。この映画に出会っていただき、ありがとうございます」と胸いっぱいの様子で感謝の気持ちを伝え、イベントの幕が閉じた。
夜明けのすべて
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
大ヒット上映中
配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース