ついに9日(金)に公開となる、松村北斗×上白石萌音『夜明けのすべて』。
今回、撮影の裏側を8mmフィルムで切り取ったメイキング映像が、解禁となった。
出演者たちが仲睦まじく
降り注ぐ陽の光のようなあたたかいBGMとともに、山添くんと藤沢さんの職場である栗田科学で、出演者たちが仲睦まじく笑い合う風景。
また、松村と上白石らのオフショットの数々が映像を彩る。
「自然に涙が溢れた」
月に一度のPMS（月経前症候群）で自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんと、パニック障害を抱えたことで人生が一変した山添くん。
職場の同僚として過ごす中で互いの“生きづらさ”を知ったふたりが、「自分のことはどうにもならなくても、相手を“助けられることはある”」と支え合っていく日常を、優しく包み込むように描いた本作。
絶妙な距離感を保ちながら、徐々に心を開いていくふたりの姿に、試写会で鑑賞した一般客からも「自然に涙が溢れた」、「この作品に救われる人が多くいるはず」など絶賛の声が寄せられている。
リアルに見えるか
芝居とはいえ、実際に過換気症候群になるリスクを伴った発作のシーンについて松村は「練習から本番まで、発作を起こすシーンではつねにすぐ近くに医療監修の先生がいて、リアルに見えるかを確認しながら、同時に僕のケアをしてくれました」。
「そこは、最初から三宅監督が気遣ってくれていましたね」と、三宅組の真摯な姿勢を印象深く語る。
まだ終わりたくない…
また、PMSの症状による感情の浮き沈みを見事に表現した上白石は「演じるうえで悩んだり苦しかったりしたことはたくさんありましたけど、そういうものすべてをプラスのエネルギーに変えられる現場でした」。
「全員が一個一個のシーンにこのうえなく愛情を注いでいる現場で、まだ終わりたくない、ずっとここにいたいと思いながら撮影していました。みんなで何かをつくるってこんなに楽しいんだ、と思い出させてもらった気がします」と振り返った。
夜明けのすべて
©瀬尾まいこ／2024「夜明けのすべて」製作委員会
2月9日（金）ロードショー
配給：バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース
