12日、山形県山辺町の小学校で提供された給食に、画びょうが混入していたことが、教育委員会への取材でわかった。
トレンドニュースキャスター取材班は、教委から詳しい話を聞いた。
混入は1人
山辺町教委によると、12日に町内の小学校で提供された「さつま汁」を食べようとした児童が、汁中に画びょうを発見。
さつま汁には、さつまいも、豚肉、こんにゃく、ささがきごぼう、ねぎ、大根が入っていた。
この日は、町内の給食センターで、児童・生徒・教職員約1,150人分のさつま汁を作ったが、画びょうが混入したのは、当該児童1人のみ。
学校で混入
なお、給食センターで野菜は、水をオーバーフローさせながら3回洗っている。
そのため、画びょうは給食センターで混入したのではなく、学校で混入したと教委はみている。
また、混入した画びょうは、この小学校で使っているものと同種類。
他の小学校でも…
どの段階で混入したのかについて、教委担当者は取材に「さまざまな可能性が考えられるため、現在調査中」と話す。
なお、山形県中山町の長崎小でも、今年に入って2度給食の汁物に、画びょうが混入している。
この事案も、校内で混入した可能性があるという。
「いじめ」や「いたずら」か!?
今回混入した画びょうは、先が曲がっている。
これは、掲示物から外したものとも考えられる。
そう考えると、児童への「いじめ」や「いたずら」の可能性はないのか。
教委の担当者は「それはわからない。さまざまな可能性を考えた上で、対策していくつもり」と述べた。