埼玉県教育局は26日、県立学校の男性教諭(39)を、停職6か月の懲戒処分にしたと公表。
なお、ここ最近、埼玉県教員の犯罪行為が相次いでいる。
女子生徒を35回自宅に
教育局によると、東部地区・県立高校の男性教諭(39)は、2021年12月ごろから、今年2月ごろまで、勤務する高校の女子生徒を35回、自宅に招き入れて2人で過ごした。
また、SNSを使用し、私的な内容や好意を伝えて、自家用車で女子生徒の自宅付近まで送ることを繰り返した。
さらに今月16日には、女子高生に自宅でわいせつな行為をした、所沢市に住む県立高校教員・水野陽貴容疑者(25)が逮捕されている。
自慰行為動画投稿
久喜市立砂原小学校の今成竜太教諭(27)は、今年3月7日から同月11日までの間、X(旧Twitter)上に、自身が自慰行為をしている動画を投稿。
先月5日付けで懲戒免職処分となった。
女子生徒にみだらな行為
東部地区の公立中学校教諭(28)は、今年8月18日から9月8日までの間、自校の女子生徒にホテルでみだらな行為を行った。
この教諭も、先月21日付けで懲戒免職。
詐欺で逮捕
さらに、今月25日には埼玉県の公立高校に勤務する教員、高橋幸一容疑者(54)が、詐欺などの疑いで逮捕された。
警察の調べに対して「借金があって、金に困ってやった」と容疑を認めている。
ここ数年ずっと、懲戒免職になる教員が止まらない埼玉県。
教育委員会を取材すると、「研修を徹底していくしかない。異常事態なのは認識している」との回答。
『異常事態』を認識していながら、改善できない教委には、絶望感しかない。