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潜入ルポ!ラオスの違法飲食店「カフェオム」を紐解く


 東南アジアのカフェには大きく分けると2つの種類がある。1つはコーヒーなどを飲みながら友人とおしゃべりを楽しんだり、1人で本を読んだりしながらくつろぐ場所。もう1つが今回紹介する「カフェオム」という所だ。

 店内はいたって普通のカフェである。空間は外に対してオープンで、照明がピンクだったりと官能的な雰囲気はあるが、ドリンクメニューもキッチンもある。周りを見ても、おじさん客が集まってコーヒーを飲みながら世間話をしている。

 ただ1つ違う点は、ウェイターである女性スタッフ達の露出度が非常に高いということだ。

 私は席につき、アイスコーヒーを注文した。程なくしてカップを持った女の子がやってきて隣に座った。一回り小さめのタンクトップを身にまとい、下はシルクのミニスカートである。

 彼女はホーチミンの出身で短い期間だけ出稼ぎに来ているという。なんでもここで働いている女の子は全員ベトナム人だそうだ。

 しばし実のない会話が続いた後、「さて」といった感じでカフェの奥を指差しながらベトナム語で何かを言いだした。ここまで来れば正直何を言っているのかは分かる。ズバリ売春だ。わざとポカンとした顔をして「英語で言ってくれ」と頼むと、恥ずかしそうな顔でもじもじしながらもハッキリと言った。

 「ファッキン!ファッキン!」

 面白そうなので部屋だけでも見て帰ろうと付いていくと、店の裏口を出た先に小屋が1つ。中は4つくらいの部屋に区切られている。それぞれの扉には南京錠がかけられ、開けるとダブルベッドが1つ。床は砂が散り虫が這い、ほとんど外と変わらない。天井には無数の蜘蛛の巣が張っている。彼女はこの部屋に住み込みで働いているらしく、洋服や生活雑貨が散乱していたりと生活感がハンパじゃない。その上清潔感は皆無なので15万kip(2000円くらい)と格安だが、ちょっと日本人には無理かもしれない。

 そして上目遣いでこう言うのだ、「マッサージをしてあげる」。

 あんなに恥ずかしそうにするなら最初からそう言えばいいんじゃないの、と心の中で突っ込んだ。

 東南アジア諸国の多くでは営利目的の性的サービスは違法である。もちろん風俗店は存在しない。だが小さな町でもぽつんと一軒だけカフェオムらしきものが建っていたりすることから間違いなくニーズはある。なのでリスクがある中このように手を変え品を変え、最終的にカフェが市民権を得たのではないだろうか。ちなみに中国は床屋らしい。

國友俊介

【プロフィール】
國友俊介 (くにとも・しゅんすけ)
旅×格闘技、アジアを自転車で旅をしながら各地のジムを渡り歩いている。目標は世界遺産を見ることではなくあくまで強い男になること。日本では異性愛者でありながら新宿2丁目での勤務経験を持つ。他にも国内の様々なディープスポットに潜入している。
ブログ http://onkunion.blog.fc2.com/

【記事提供:リアルライブ】
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