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インジョン、スギ。が栃木SCの公式応援リポーターへ就任


 お笑いトリオ、インスタントジョンソンのスギ。が2016年4月よりJ3の栃木SCの公式応援リポーターへ就任する。栃木SCへの愛に溢れるスギ。にインタビュー。栃木SCとの出会いからJ3の楽しみ方まで話を聞いた。

 −−まずは栃木SCとの出会いから教えて下さい。

 2010年に、とちぎテレビで、栃木SCの応援番組がありました。その番組でMCを担当していたのが、栃木県出身のU字工事でした。ただ、収録日などの関係で、出演できない日があったようで、とちぎテレビのプロデューサーさんが、「サッカーに詳しい芸人さん、いませんか?」とU字工事に問い合わせたところ、益子君が、「Jリーグ全般に詳しい芸人としては、インスタントジョンソンのスギ。さんがいます」と推薦してもらったことから、U字工事の代打をつとめさせて頂いきました。まず、そこで選手と仲良くなって、ぜひ試合も見に来て下さいと誘って頂きました。そこからサポーターとなりました。その番組がきっかけ、もっといえば、U字工事きっかけです。

 −−そもそも、サッカーとの関わりは?

 小学校のころからサッカー部で、今も芸能人チーム「スワーブス」というところで、Jリーグの前座マッチなどをしています。学生の頃は主にDFだったのですが、今はFWです。大人になってからは、見る方も好きになって、休みであれば、スタジアムに行って観戦を楽しんでいます。

 −−栃木SCはどんなチームですか?

 去年まではJ2にいたのですが、今はJ3というカテゴリーに落ちてしまっています。ただ、勢いもあって、チームも選手とスタッフの関係も良好。サポーターのみなさまの器も大きくて受け入れてくれます。とても勇気があって、優しいチームであることは間違いないです。

 −−公式応援リポーターとしては?

 J3に落ちてしまい、士気が挙がっているとはいえないと思います。ただ、J3に落ちたからこそ、さらに応援したいという気持ちが高まっています。その応援をどうやってやっていくかだと思います。「タレントという立場から、内側から盛り上げていってほしい」とも声を掛けて頂き、この話を頂きました。このまま栃木SCが、何もせずに終わってしまうのは、チームの存続危機でもないかと僕なりに思っています。いろいろな底上げをしたいというのが僕たちスタッフの思いでもあります。栃木県民の方の中にも、まだ栃木SCの魅力に気づいていない方も多いと思います。サッカーを見る機会が少ない、また、見たいけど、観戦方法がわからないという方も結構、いらっしゃると思います。まずは、そういった方たちに栃木SCやサッカーというものが、どういうものかを僕なりにレクチャーさせて頂いて、魅力を伝えていきたいです。サッカーだけでなく、スタジアムのフードコートや音響設備、映像設備などをピックアップして、リポートしたいです。

 −−J1ではなく、J3のチームを応援する面白さは?

 J1は華やか、J2は期待感、J3はどん底みたいな感じなのですが…(笑)。このどん底なりの荒々し戦いは非常に面白いんです。J3は恐ろしいところで、J2まではスカパーで放送されていた試合がいっさいなくなります。これは天国と地獄に等しいです。J1からJ2に落ちるのと、J2からJ3に落ちるのはわけが違うんです。まさに放送権をかけた戦いになります。アウェー戦では、現地に行けないサポーターもいるので、そうすると放送されないのは痛いです。なのでJ3からJ2への昇格はリアルなファンの獲得につながります。不安と期待が大きい戦いがあります。「優勝できなかったか…」とかじゃなく、「今年は放送されない!!」という感じになります。

 −−今年、放送権を奪還(J2への昇格)ができた場合の公約はありますか?

 “スギちゃんシート”を設けたいです。はじめて見に来る方、限定のシートを設けて、招待で試合を観戦して頂きたいです。“スギちゃんシート”なので自腹になると思います(笑)。もちろん、J2へあがれないことなんてことは、まったく考えていません!

 −−最後に公式応援リポーターとしての、意気込みを改めてお願いします。

 同じ事務所の360°モンキーズの杉浦が、芸人初のプロ野球選手になったのですが、僕もそれに続いて、太田プロからはじめてのサッカークラブチームの内部スタッフになりました。サポーターとして応援するだけの方は他にもいるかもしれませんが、僕は応援だけではなくて、色々なものをリポートして集客に直結させます! そして僕はポジティブに考えるタイプの人間なので、来年J2というだけでなく、再来年J1を考えています。1年ごとにパワーアップしていきたいです。「できる!」と信じる気持ちは持っていなければいけないので。

【記事提供:リアルライブ】
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