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おおみそかの魔裟斗 VS KID実現でTBSが抱えた大問題


 今年のおおみそか、TBSでの“再戦”が決定した、元K−1王者でタレントの魔裟斗と、現役総合格闘家の山本“KID”徳郁だが、実現に向け、TBSはクリアしなければならない大問題を抱えているという。

 魔裟斗 VS KIDは04年のおおみそかに大阪ドームで行われた格闘技イベント「K−1 PREMIUM Dynamite!!」で実現。互いにダウンを奪い合う激闘となったが、魔裟斗が判定勝ちで勝利を収めた。

 「その年の同イベントの平均視聴率は20.1%、魔裟斗勝利の瞬間は31.6%を記録。03年から05年まではTBSのK−1中継とフジテレビのPRIDE中継がガチンコ勝負を繰り広げ、紅白をおびやかした」(テレビ関係者)

 以後、TBSは10年までK−1を中継。今年はボクシング世界王者・井岡一翔の防衛戦中継と合わせ「KYOKUGEN2015」と題し、09年に引退した魔裟斗をカムバックさせKIDと対戦させることになったのだが…。

 「このところ、テレビ各局での“タトゥー規制”はかなり厳しく、すでに数年前にはある有名タレントの腰にタトゥーが入っていただけでモザイクがかけられたほど。そんな中、KIDは年々体中のタトゥーが増え、タトゥーを彫っていないスペースの方が少ないような状態。現時点では立ち技ルールの3分5ラウンドで対戦としか発表されていないが、2人とも着衣とヘッドギア・すねパッドなど防具一式ありのエキシビション的なルールにするなど配慮しないと、後々、いろいろ問題になりそうだ」(別のテレビ関係者)

 今年はフジテレビも格闘技中継が復活。格闘技イベント「RIZIN」にはKIDの甥で、レスリングで東京五輪を目指す山本アーセンが出場。「400戦無敗」の“生ける伝説”ヒクソン・グレイシーの息子クロン・グレイシーと対戦するが、KIDのタトゥーの扱いならびに甥との“視聴率対決”も注目される。

【記事提供:リアルライブ】
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