
フリーアナウンサー楠田枝里子(74)が6日、インスタグラムを更新。10月22日に87歳で亡くなった漫画家のちばてつやさんの作品への思いをつづった。
楠田は「このシーンを、私は一生忘れることはないだろう。『あしたのジョー』の、ラストカットだ」とつづり、ちばてつやさんの漫画「あしたのジョー」のラストシーンを添えた。
「ちばてつや氏の訃報を受けて、私は、書架の奥にしまってあった文庫本を、改めて手にしました。このあまりにも有名な作品については、私が何も語る必要などなく、今このインスタを見てくださっている大勢の矢吹丈ファンの皆さんと、思いは同じです。力石徹の葬儀の日には、その場に参加するチャンスはありませんでしたが、心は力石に涙する人々と共にありました」と「あしたのジョー」への思いを記した。
続けて「小学校から中学時代、マンガに夢中になった私の興味は、ほとんど、手塚治虫とちばてつやで占められていました。少年マガジンと、少年サンデーの発売を、毎号楽しみに待っていました。私は、圧倒的にマガジン派。現実離れしたキラキラの瞳の少女漫画には、興味を引かれませんでした。ただ、少女フレンドに連載されていた、ちばてつや氏の作品だけは、特別でした。そこには、苦境を乗り越え奮闘する、等身大の少女少年たちが描かれ、勇気を与えてくれたのです。私はたしか、小学1年生で「ユカをよぶ海」から読み始め、夢中になりました」と振り返り、「島っこ」「1・2・3と4・5・ロク」「みそっかす」「アリンコの歌」などについて記した。
そして「紫電改のタカ」について解説し、「最後の左ページには、飛び立った紫電改の姿・・・。その不条理に、私は何度見ても、号泣してしまう。この文章を書いている、今も!!」と明かした。
さらに「作者はしかし、ほんのわずかの希望を、そこに残してくれている、と私は信じたい。たとえ、0.001%の可能性でも、滝は途中で引き返し、自身の信じた人生を生きてくれたのではないか」とし、『あしたのジョー』の終わり方も、同様に・・・。真っ白に燃え尽きたジョーの人生が、けして悲劇には終わらなかったことを、祈らずにいられないのだ」と思いをつづった。
この投稿に「枝里子さんのこの強い思い響きます」「ちばてつやさんの作品には心をとらえて離さない、グッと来るものが有りますね」「枝里子さんにとても共感します」などのコメントが寄せられている。
