
元テレビ朝日社員の玉川徹氏は2日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。多くの人が世界中から集結する「聖地」となってきた渋谷で先週末に行われた「渋谷ハロウィーン」について、「自然消滅していくんじゃないですか」と私見を示した。
今年のハロウィーンは6年ぶりに週末の土曜日と重なり、多くの人出が予想され、渋谷区や周辺の新宿区なども厳戒態勢で警戒に当たった。渋谷区ではかつて、一部の人の迷惑行為が起きたほか、日ごろからごみのポイ捨てや路上飲酒が深刻な問題となっており、区は今年6月に条例を改正し、ごみのポイ捨てに対して、その場で過料2000円の徴収を科すことになった。この日の放送では、今回のハロウィーンでごみのポイ捨てや路上飲酒が確認されたのは400件近くにのぼり、過料処分が課せられたとする一方、過料2000円徴収について、区外、国外の人には認知度が不十分だったという現実も報じた。
今では日本の「秋の風物詩」にもなった形の「渋谷ハロウィーン」について見解を求められた玉川氏は、「現代の日本で自然発生的に生まれた『祭り』のようなものと思って、見ていた」と指摘。「そもそも祭りは、地域の共同体の中で、その時だけはエネルギーを発散していいというふうな場として機能していた。お祭り自体は神社などをまつるものから『祭り』になったが、最終的には若者がエネルギーを発散する。今でも残っている祭りの中には非常に暴力的な祭りもあり、あれはエネルギーの発散の場として、あの中でだけはオッケーとして共同体の中で認められていたものなんですね」と、私見を口にした。
その上で、「ハロウィーンも自然発生的に始まったんだけれども、最終的には、やっぱり(条例で)押さえつけられたね」とも述べ、「これは(やっては)ダメだというふうなことで、結局、法の力で押さえつけられようとして。たぶん、自然消滅していくんじゃないですか。これから」とも持論を語った。
この日から遅めの夏休みに入ったフリーアナウンサー羽鳥慎一に代わりMCを務めた、同局の草薙和輝アナウンサーが「条例などが施行され、以前よりお酒で迷惑行為をするような人の数というのは、今年の限りでいうと、減ってはいるかなと」と応じると、玉川氏は「コロナの前なんかは、ある程度めちゃくちゃやってもいい場なんだという認識のもとで若者が集まっていたというところがあると思いますよ。治外法権というところで。でも、(もう)そういうものはないんだよね」と強調。草薙アナも「いけないことです」と応じ、「条例は施行されましたが、(周知徹底という)課題も少し見えてきた」と加えた。
