
歌手矢沢永吉(75)が24日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。布袋寅泰の背中を押したエピソードを語った。
矢沢は「ある朝、歩こうってことで歩いてたら、背の高い男が立ってるの。真っ黒のコートで。犬がドーベルマン。ドーベルマンだ、黒のコートだ、背が高い、誰だ。布袋だった。この辺にいるって聞いてたけど会ったのは初めてだった」と明かした。
矢沢は「ちょうど彼がイギリスに行くんだっていうときで、僕は先輩で先にアメリカに住んだことがありましたから、その先輩という意味で『布袋、帰りたいときはいつ帰ってきてもいいんだよ』ってことを言いましたね。やっぱり名前もあるし、立場もあるから帰ってくるのか帰ってこないままなのかに分かれますよね。帰ってくるんだったら、自分の国なんだから帰ってくるときは帰ってくればいいじゃないかってことを餞別(せんべつ)で言いたかったんですね」と振り返った。
布袋の映像も放送され「自分はどっちかって言うと、行くって言ったら帰ってきちゃまずいみたいな、そんなところがあったりするんだけど、矢沢さんの一言って矢沢さんも経験がおありだからおっしゃってくれたんだろうけど、うれしかったな」と当時を振り返った。