
BLACKPINKが、K-POPガールズグループ初の英ウェンブリー・スタジアムで単独公演を行った。15日から2日間、「BLACKPINK WORLD TOUR『DEADLINE』IN LONDON」で、満員となる11万人を動員した。
同スタジアムはサッカーの聖地でもあるとともに、85年7月13日にクイーンの伝説的なチャリティーコンサート「ライブエイド」をはじめ、マイケル・ジャクソン、ビヨンセ、テイラー・スウィフトら、全世界のトップミュージシャンが公演した「ポップミュージックの聖地」でもある。
韓国の公営放送MBCは、同コンサートの様子を詳報。「オープニングを知らせる『Kill This Love』の前奏が流れると、観客たちは爆発しそうな歓声でBLACKPINKを迎えた。メンバーたちは圧倒的なカリスマ力を発散しながら公演を開始し『Pink Venom』、『How You Like That』、『PLAYING WITH FIRE』、『Shut Down』などグローバルなメガヒット曲で熱気を引き上げた」と報じた。
メンバー4人のソロステージもあり、今回のツアーで発表した『JUMP』は、ダイナミックに盛り上げた。同メディアは「メンバーたちは躍動感あふれるバンド演奏に合わせてパワフルなパフォーマンスを繰り広げながらも、安定した歌唱力と振る舞いで観客たちを熱狂させた」とも伝えた。
会場を埋め尽くしたファンは地響きのような大合唱とともに総立ちとなり、ピンク色の光で、熱く応えた。BLACKPINKはこれまでのツアーを振り返り「ロンドンのエネルギーに驚いた。夢を見ているようだ。みなさんがいたからこそ、今私たちがこの舞台に立つことができた。すべてがBLINK(公式ファン名)のおかげです」と叫んだ。
世界のメディアも絶賛した。英BBCは「世界最高のガールズグループとしての地位を確認した」。米ビルボードは「BLACKPINKがどのようにして世界トップのガールグループになったのかを知らせた」と絶賛した。
今回のウェンブリー公演で欧州公演を終えたBLACKPINKは、10月からは台湾の高雄、バンコク、ジャカルタ、フィリピンのブラカン、シンガポール、東京、香港など、アジアへ舞台を移す。
日本公演は、来年1月16日から3日間、東京ドームで開催する。