
米歌手ビヨンセ(43)が7月26日、全米各地と欧州の一部都市で行った世界ツアー「カウボーイ・カーター」でカントリー・ツアーとして歴代最高となる興行収入を記録したことが分かった。
米ビルボード誌によると、ビヨンセは今ツアーで4億760万ドル(約591億円)の興行収入と160万枚のチケット販売を記録したという。
カントリー・ミュージックに進出したビヨンセは、2月に自身初となるグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞した「カウボーイ・カーター」を引っ提げ、4月の米ロサンゼルス公演からツアーをスタート。32公演を行い、26日にラスベガスでフィナーレを迎えた。
長女ブルー・アイビー(13)が前ツアーに続いてバックダンサーを務めたほか、開幕公演では次女ルミちゃん(7)もステージデビューを果たして話題を呼んだ。また、最終公演では夫でラッパーのジェイ・Zのほかデスティニーズ・チャイルドのメンバーもサプライズ登場し、2000年代の懐かしのヒット曲を披露して観客を驚かせた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)