
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)の25日に放送された第85回の平均世帯視聴率が17・0%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・5%だった。番組最高は第68回の17・8%。
朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。
主題歌はRADWIMPSの「賜物」(たまもの)。語りはNHK林田理沙アナウンサーが務める。
あらすじは、のぶ(今田美桜)は嵩(北村匠海)にひどいことを言ってしまったと、八木(妻夫木聡)に愚痴をこぼしていた。一方、元気のない嵩に手料理を振る舞う羽多子(江口のりこ)たち。好きな気持ちをなかったことにしないでと言う蘭子(河合優実)の言葉が心に刺さった嵩は、その夜、編集室に戻って黙々と表紙の絵を描き始め…。2日後、心にぽっかり穴が開いたままののぶがガード下で子どもたちに囲まれていると、そこに近づく人影が!! 嵩が東京に駆けつけた。赤いハンドバッグとともに、「僕はあなたを愛しています」と告白。のぶは「嵩の2倍、嵩のこと、好き」と答える。