
女優鳳恵弥(44)が10日、東京・銀座博品館劇場で同日に初日を迎える主演、脚本、演出を務める舞台「シーボルト父子伝~蒼い目のサムライ~ 共生への旅路」(13日まで)公開リハーサルを行った。
6年目の最新作で「最高のスタッフさんが集まっていますし、ここからどんどん良くなると手応えを感じています。心に残る作品にできたら」と意気込んだ。
日本に西洋医学を広めたシーボルトの2人の息子、アレキサンダーとハインリッヒに焦点を当てた物語。今回も恒例のゲストシーンを設けており、各公演それぞれにオラキオやジャッキーちゃん、サンプラザ中野、ペナルティのワッキーらが登場予定だ。鳳は「どういう登場になり、どう演じていただけるのか、お楽しみにしていただければ」と期待を込めた。
舞台は小学生~高校生までは無料で観劇できる。日本シーボルト協会会長でシーボルトの子孫でもある関口忠相氏は「思想などではなく、ふらっとな気持ちで歴史だったり、偉人であったり、現代につながっているものを素直な気持ちで子どもたちに見ていただけたらうれしいなと思っています」と話した。
市川美織、村雨辰剛、パッパラー河合、竹若元博らも登壇した。