
シンガー・ソングライターASKA(67)が10日、ブログを更新。SNS上でも話題になった「生まれる前の記憶」についてあらためて説明した。
ASKAは9日、テレビ東京系音楽特番「テレ東音楽祭2025~夏~」(水曜午後5時半)に出演。スタジオでのトークで記憶力に関する話になり「僕、生まれる前の記憶を持っているということを子供の頃に、ずっと語ってきたんですよ。それを誰も信じてくれなくて」と話していた。
歌唱後にはX(旧ツイッター)で「ASKA」がトレンド入り。「ASKA氏、コメントは生まれる前の記憶があるとか怪しげだったが歌うとやっぱりぶっちぎりだな。色々ぶっちぎってる気がするが」「生まれる前の記憶とか言い出すから不安になったが歌い出したらいつものASKAで良かった」「すごいASKAを呼んでフリーでしゃべらせてる。生まれる前の記憶があるそうです」「ASKAの生まれる前の記憶の話、聞きたい」などと書き込まれていた。
今回のブログでは、同番組出演を振り返り「『生まれる前の記憶』のことは、もう何度も語ってきた。子供の頃は信じてもらえなかったなぁ(笑)」と言及。「デビュー後、それを『詩』にした。『生誕の情景』と題して。この世界にやってくる前に、大きな黒い人から、釜戸に放り込まれるんです。そして、細い穴をぐるぐる転がりながら、その途中で『光』を思い出す。それを思い出した瞬間に、もう早く光のところに行きたい気持ちいっぱいになる。そして、この世に誕生」と記した。
そんな「生まれる前の記憶」について「ま、普通は信じられないよね?」と推し量りつつ、「でも、その子供の頃から語ってきたことを『手塚治虫』さんが、『火の鳥』で描いていた。同じ情景です」と名作漫画にも同様のシーンが描かれていたとし、「この世に生まれてくる子供たちが、『釜戸』に放り込まれてるシーンだった。手塚さんは、そのことをご存知だったのかな?仏教でも『釜戸』を通過して生まれてくることになってる。これは、大人になって知ったことです」とつづった。
また、「因みに、その『詩(詩集)』を発表した約2年後(ぐらいと記憶)に、産婦人科医が、『子供は生まれる前の記憶を持っている』と、発表。今では、もう当たり前のようになってます。言葉を覚え始めの子供に、『生まれてくる前、どこにいた?』と何度も何度も問いかけていると、約7割の子供が、それを語るとのことです」と説明。「僕は、『過去生』を信じてます。『必ずある』と言い切ってもいい。脳のどこかに、圧縮されたファイルのように存在する。そこに、たまたまアクセスできる状態になった時、過去生を語れるようになるのでしょう」とつづった。