俳優野村宏伸（60）が10日、フジテレビ系「ノンストップ！」（月～金曜午前9時50分）にVTR出演。トンテキを作るシェフとして都内の居酒屋で料理の腕をふるっている様子が公開された。
野村はフジテレビ系のドラマ「教師びんびん物語」（1988年）で田原俊彦（64）と後輩役として一躍人気に。今年2月から東京・高田馬場で居酒屋を共同経営することになり「じゃあ、トンテキをやろうか。私が焼くよ」と厨房に立って店を仕切っているという。現在は俳優業のかたわら、ランチタイムにシェフとして活動している。
野村が腕をふるうと評判になり、ファンがつめかけている様子も明かされた。野村は「若い時はお店にファンが来られても迷惑とか思っていたと思う。でも、この年齢になると、いろんな地方から私に会いたい、って来てくれて、感激ですよ。ありがとう、って言って、そういうことが今できているのが、すごい楽しい」と目を輝かせた。
来店するファンから「本当に焼いてるんですね。トンテキ、本当に焼いてるんですね」と言われるという。野村は「本当ですよ。いいよ、撮って」と動画撮影も許可していると話した。「そういうライブ感が結構楽しくて。おいしい、って言ってもらえるのがやりがいになって楽しい。舞台と一緒。自分が稽古したものをみてもらって『良かった、感動した』って言ってもらう」とシェフ業を謳歌し、役者稼業と同じやりがいを感じているとしみじみと語った。
子どもが小学校低学年ということもあって「まだまだ頑張らないと。70歳ぐらいまで、ってのもありますし。人生って意外と楽しい」と語った。トンテキは、豚肉をグローブのように切って、焼きあげる三重の四日市スタイルだという。
