
乃木坂46の公式ライバルグループ「僕が見たかった青空」(僕青)の初舞台として24年に上演された「夏霞~NATSUGASUMI~」を再演する「-2025」(9月6日から東京・シアター1010で開幕)に、八木仁愛(18)と杉浦英恋(17)がダブル主演することが4日、発表された。
初演版は八木が演じた、とあが主人公だったが、再演版は八木が主演するAルートに、8月6日発売の6枚目のシングル「視線のラブレター」で、選抜メンバーの青空組から八木以外のメンバーとして初のメインメンバーを張る杉浦が主演するBルートが追加された。八木は「ダブル主演なので、カラーの違う主演・舞台になると思います。今年は『えれん』が主演を演じるパートの舞台を見られる事を楽しみにしています」とコメント。杉浦は「舞台『夏霞』が再演される事で驚いた事に加え、自身がダブル主演として、主演をつとめることにも驚きました。昨年はずっと『とあ』(主演の舞台)を見ていたのですが、今年はどのようになるのか、とても楽しみにしています!」と期待に胸を躍らせた。
「夏霞~NATSUGASUMI~」は、とある高校で、事故で死んでしまった『すずき』が幽霊となって友人たちの前に現れ、さまざまな悩みや壁にぶつかりながらも、明るい未来のための小さな希望を自身の力で乗り越え、見つけていく青春ストーリー。登場人物にメンバー自身の名前があてがわれ、メンバーが自分に近いキャラクターを等身大で演じ、フィクションでありながらリアルな雰囲気を感じることができたことも話題を呼んだ。
さらに僕青23名の配役も発表された。主人公とともに合唱コンクールを目指すメンバー5人は、とあが主人公のAルートは岩本理瑚(17)八重樫美伊咲(15)西森杏弥(21)須永心海(20)吉本此那(19)が、えれん版のBルートでは安納蒼衣(18)金澤亜美(18)リーダーの塩釜菜那(22)柳堀花怜(19)長谷川稀未(22)が、それぞれ演じる。不慮の事故でこの世を去ることとなりながら、幽霊となって現れる「すずき」役を、昨年に引き続き早﨑すずき(20)が演じる。
またA、Bルートの主演と合唱コンクールを目指すメンバー5人のメンバーについては、相手のルート公演時には「ダンス部」メンバーとして出演し、物語を盛り上げる。八木は「また(私自身も)ダンス部でも出演するので、そこも楽しみにしていただきたいです」と呼びかけた。