
TBS龍宝正峰社長が2日、都内の同局で定例会見を行い、コンプライアンス(法令順守)違反で無期限活動休止を発表した国分太一(50)に言及した。
同局は国分がMCを務めていた「世界くらべてみたら」(水曜午後7時)からの降板を発表していた。同社長は「番組制作スタッフに対してコンプライアンス上の問題行為があったかは調べさせていただいた。そのような事案は確認されていない。これまでの国分さんの出演番組も、現時点で私どもに届いているトラブルなどは確認されておりません」と話した。全スタッフに聞き取り調査を行ったという。
合田隆信専務取締役によれば、国分の活動休止が発表される前日に株式会社TOKIOと、エージェント契約を結ぶSTARTO ENTERTAINMENT両社の担当者が説明のために来社した。城島茂と松岡昌宏は同席していなかった。コンプライアンス違反の詳細については知らされないままだったと言い、降板の決断について「ご本人が認めて無期限でお休みされるというのを踏まえた上で、総合的に判断した」とした。
また後日、同局のコンプライアンス担当者とSTARTO ENTERTAINMENT社を訪れ「事実が分かれば、詳細を教えてほしい」という申し入れをしたが、現時点で問題行為の内容は把握していないという。
TOKIOからの謝罪は「ご本人(国分)からの言葉も含めていただいています。事務所経緯でです」と明かした。TOKIO解散を受けて、合田専務は「長年、一緒に番組をやっていた。非常に長い付き合いもありましたし、こういう解散の日を迎えるとは想像していなかったので非常に残念」と話した。