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野口健氏「山梨県知事の大、大、大英断」富士山レンジャーへの「登山規制」権限付与を評価


著名なアルピニスト野口健氏は、山梨県が「富士山レンジャー」に対して登山者規制の権限を付与したことを強く称賛しました。この権限付与は、軽装の登山者などによる多くの救助要請が問題視されている富士山において、必要な措置とされています。野口氏は、本来環境省が行うべき規制であるとしながらも、山梨県が積極的に行動を起こしたことを評価。さらにこの動きが全国的に広がることを期待し、レンジャーの地位向上や他の自治体への導入を呼びかけました。山梨県の長崎幸太郎知事による決断を、国よりも一歩先んじた英断とする声もあがっています。

野口健氏(2024年11月撮影)

アルピニストの野口健氏が1日までにX(旧ツイッター)を更新。富士山登山をめぐる山梨県のアクションを、強く称賛した。

野口氏は、1日に山梨県側の山開きを迎え、昨年から5合目の仮設ゲートで登山者規制を行っている富士山をめぐり、2年目の今夏から「富士山レンジャー」が同ゲートで軽装登山者らの通過を拒否することができる強力な権限を与えられたことなどを報じる、テレビ山梨のネット記事を添付。「富士山レンジャーに登山規制の権限を与えたのは山梨県知事の大、大、大英断。本来なら国のレンジャーがすべきこと。しかし、環境省は全く動かない。故に山梨県がアクションを起こした」とつづった。

続くポストでも「レンジャーに『登山規制』の権限を与えたのは全国で山梨県が始めて。本来ならば国(環境省)のレンジャーがすべき。環境省レンジャーが現場のコントロールが全く出来ないので、東京都レンジャーが誕生。石原慎太郎都知事に『都レンジャーに権限を与えて下さい』と。あの石原慎太郎さんでもそれが叶わなかった。都レンジャーの生みの親として何度も歯痒かった。次に富士山レンジャーの立ち上げに動きました。山梨県は早かった。翌年には山梨県富士山レンジャーが誕生。静岡県の石川知事(当時)は動かなかったのがとても残念。しかし、あれから年月が経ち、長崎幸太郎さんが山梨県知事に。入山料制度や入山者規制などこれまでタブーとされていた事に踏み込み次から次へと改革をされた。そして、石原慎太郎さんでも出来なかったレンジャーへの『登山規制』をジャッチできる権限を与えた」とレンジャーをめぐる経緯などを記述。

「初年度はそれなりに現場では混乱するでしょう。しかし、権限を与えられた以上は諸外国のパークレンジャーのように毅然と対応して欲しい。また、これを機会に静岡県サイドでも『富士山レンジャー』の立ち上げに動いて欲しい。また、東京都レンジャーも同じこと。石原慎太郎さんに出来なかった事を地方レンジャーの先輩として小池百合子都知事に決断して頂きたい」と述べた。

この投稿に対し「レンジャーさん応援しています」「日本はレンジャーの地位が低いと思います」「山梨県知事やりますね!!」「アメリカの森林警備隊は拳銃で武装してるくらいなので、それくらいの強制力が必要ですね」などとさまざまな声が寄せられている。

富士山をめぐっては、軽装などの無謀な一部登山者による救助要請が相次ぐなど、問題になっている。

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