
25日に解散したTOKIOの松岡昌宏(48)が28日、愛知・東海市芸術劇場で行われた主演舞台「家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂」愛知公演初日に出演した。
松岡は前日のリハーサル後に解散後初めて報道陣の取材に対応、解散の経緯を説明し、ファンや関係者に謝罪した。コンプライアンス違反が判明し、解散のきっかけとなった国分太一(50)への思いも吐露。報道陣の質問がなくなるまで真摯(しんし)に対応した。
それもあってか、この日の昼公演では、一連の騒動について触れることはなかった。客席のスタンディングに迎えられ、カーテンコールに2度登場したが、「お暑い中、誠にありがとうございました。東京から始まり、この街にたどり着き、17人一丸となって初日を迎えることができました。温かい拍手に私たちは幸せです。本当にお暑くなってます。隣の町は梅雨明け。そろそろこの街も梅雨明け。お体を壊さないように」などとファンの体調を気遣った。公演を楽しみに来てくれたファンのために、全力で舞台に取り組むという覚悟を感じさせた。
松岡の姿にファンからは「すばらしかった」「最高の舞台だった」などと称賛する声が続々と上がった。
前日の会見についても「会見をしない人が増えている中で、しっかり話してくれた」「前から、ああいうタイプの人。そこがすてきだし、松岡君らしいなと思った」と評価する声が多かった。
国分がプライバシー保護を理由に沈黙を続けている状況で、さまざまな臆測も飛び交い始めていただけに、50代の女性ファンからは「本当かどうかわからないようなうわさ話も広がっていたから、しっかり打ち消してくれたのは良かった。国分君に何があったのかのは、松岡君も『知らない』と言っている以上、見守るしかない」などと思いやっていた。