
俳優小栗旬(42)、窪塚洋介(46)が28日、大阪市内で行われた公開中の映画「フロントライン」(関根光才監督)の大ヒット記念舞台あいさつに登壇した。
日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が起きた豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス号」を舞台に、DMAT(災害派遣医療チーム)のメンバーらが未知のウイルスと闘う姿を描いた。小栗はDMATの統括責任者、窪塚は現場のDMATトップを演じた。
大阪での映画の舞台あいさつは6年ぶりという小栗は「昨日、映画館に行って、(一般の人に)紛れ込んでみた。改めていい映画でした。ホントに」。“お忍び鑑賞”で感動したことを明かすと、窪塚は「それは国宝じゃない?」と話題の作品名を挙げ、ツッコみを入れて笑わせた。
これに、小栗が「国宝じゃない(笑い)。国宝は、先週の水曜日に行ったら、満席で入れなかった」と笑顔で返した。
窪塚は「公開が終わらないでほしいなと思える作品は初めて。こういう作品に関わることができて感謝しています」。小栗は「もう1度、自分の仕事に誇りを持ちたいなと思えた作品になった」と感謝した。