スタート社新社長の鈴木克明氏は人気朝番組生みの親 フジ専務、テレビ西日本社長など歴任

STARTO ENTERTAINMENT

STARTO ENTERTAINMENTは27日、公式サイトを更新し、福田淳社長の退任を発表した。株主総会を経て役員人事を決定し、新たに代表取締役CEOに鈴木克明氏が就任する。

鈴木氏は慶大卒業後、1981年にフジテレビに入社。「めざましテレビ」を立ち上げ、チーフプロデューサーとして、それまでニュースが中心だった朝の番組にファッションやグルメ情報などを盛り込み現在の情報番組の形式を開拓。その後、編成制作局長などを経て2015年から2年間、同局専務取締役と株式会社フジ・メディア・ホールディングス取締役を務めた。2017年にテレビ西日本の社長に就任、21年まで務め退任。その後、さまざまなな企業アドバイザーに従事し現在に至る。関係者などによると「日枝久氏とは一定の距離があったようだ」という。

鈴木氏は社長就任にあたり「これまでのコンプライアンスを重視した路線を承継しつつ、より一層ファンの皆様や関係者の皆様に喜んでいただけるエンターテイメントをご提供すべく、新しい価値創造に取り組む所存です」とコメントを出した。