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関西テレビ新社長 性加害報道もあった元専務の辞任めぐり「ああいった形でしかご報告できない」


関西テレビの夏季社長会見で、尾谷牧夫会長と岡宏幸社長が信頼回復に向けた抱負を語りました。同局はフジテレビの関連で数々の混乱を経験し、大多亮前社長の辞任や、喜多隆専務の辞任が続きました。喜多氏の辞任は性加害疑惑が一部週刊誌で報じられ、その後社内調査で行動憲章に抵触していると判断されました。岡社長は、一連の経緯について事実関係やプライバシーを配慮しつつ情報公開を行っているとし、信頼回復に努める考えを示しました。

関西テレビの尾谷牧夫代表取締役会長(左)と岡宏幸代表取締役社長(撮影・阪口孝志)

関西テレビ(カンテレ)の夏季社長会見が19日、大阪市内の同局で行われ、尾谷牧夫新会長(67)と岡宏幸新社長(56)が抱負を語った。

系列キー局のフジテレビの一連の騒動を受け、同局では4月4日付で大多亮氏が社長職を辞任、5月には専務だった喜多隆氏も「一身上の都合」で辞任した。岡氏は「社員、視聴者、社会、取引先などすべての関係者からの信頼回復」を掲げた。

喜多氏の辞任を巡っては、同局は5月9日に7日付での辞任を公表。14日になって、一部週刊誌で喜多氏の性加害が報道され、同局は同日、「一部週刊誌の報道について」と題した声明を公表した。

喜多氏は性加害を否定したが、同局は社内調査チームを立ち上げ、喜多氏の行動が社内の「倫理・行動憲章」に抵触していると判断。喜多氏に辞任を促したと説明した。

信頼回復を掲げる同局にとって、報道陣からは喜多氏の辞任を巡る対応に疑問も投げかけられたが、岡氏は「事案の事実関係がはっきりしておらず、関係者のプライバシーにも関わることなので、ああいった形でしかご報告できない。5月14日に週刊誌に出た段階では一定程度、情報が関係者から出たという認識で、そこまでの公表は問題ないだろうと対応させていただいた。その時の状況で、出せるもの出せないものの判断をして対応している」と謝罪した。

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