
女優の藤村志保さんが12日、肺炎のため死去した。86歳。所属事務所が19日に発表した。1965年のNHK大河ドラマ「太閤記」でねね役を演じ、2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」ではナレーションを務めた。2012年には文化庁長官表彰を受けた。
所属事務所は「弊社所属の俳優・藤村志保は令和7年6月12日、肺炎のため永眠しました」と報告。「これまで度重なる圧迫骨折により療養を続けておりましたが、回復には至りませんでした」と近況を明かした。そして「ここに生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに、葬儀は故人の遺志により、近親者のみで執り行いましたことを報告申し上げます」と葬儀は終えており、「長年にわたり多くの皆様にご支援いただきましたこと、心より御礼申し上げます」と感謝した。