
タレントの中山秀征(57)歌手の中尾ミエ(79)らが18日、都内で所属事務所のワタナベエンターテインメント25周年を祈念したコンサート「ハッピーバースデー&サンキュー」(18日から、東京国際フォーラムホールC)の囲み取材に出席した。
中山ら渡辺プロダクション時代からのタレントに加え、松本明子(59)や元AKB48柏木由紀(33)など事務所の看板タレントが多数出演する。同事務所に所属し「60何年」という中尾や、約40年在籍する中山にとっても所属タレントがそろうイベントは初の体験。中尾は後輩のLittle Glee Monsterを前に、「ファンだったから会いたかったんだよ!」と世代を超えたコラボレーションに歓喜。中山は事務所の根本にあるのは「音楽」とし「多くの仲間と何かを作り上げるのというのは渡辺プロの頃から変わっていないと思う」とかみしめた。
コンサートの見どころの1つは、1960年代に一世を風靡(ふうび)したバンド「クレイジーキャッツ」の楽曲メドレー。中山は同バンドメンバーだった植木等さんから楽屋のれんをプレゼントしてもらったことがあるという。「今でも宝物」と明かしたが「今日掛けようかなと思ったら、のれんをかけるところがなかった(笑い)時代は変わった。かけるところ無くなったんですね」と苦笑。クレイジーキャッツの活躍をリアルタイムで体感していた中尾は「日本中を席巻していた。大ヒットしたから、あんないいかげんな歌だけどみんなが覚えているし本当に楽しいし。これがコンサートの目玉というのがうれしい」と喜んだ。