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松本幸四郎「プレッシャーを力に」7月歌舞伎座で「鬼平犯科帳」 親子孫3代共演も


松本幸四郎(52)は「七月大歌舞伎」で『鬼平犯科帳 血闘』の取材会を開催し、主演、構成、演出を担当する意気込みを語った。幕あいして2021年に亡くなった叔父、中村吉右衛門が28年間演じた鬼平こと長谷川平蔵の役を引き継ぎ、「2代目吉右衛門に捧ぐ」との思いを込めている。幸四郎は、映画やドラマと映像作品での経験を活かしつつ、家族で共演する場面についてリアルさを味わいながらも歌舞伎ならではの新たな表現を目指すという。シリーズ化の可能性については、1作1作に全力を注ぎつつ、最終的には決定版を創り上げたいと述べた。取材会では、吉右衛門が着用していた衣装での登場が印象的だった。

「七月大歌舞伎」で上演する「鬼平犯科帳 血闘」の取材会を行った松本幸四郎

松本幸四郎(52)が18日、都内で、「七月大歌舞伎」(同5~26日、東京・歌舞伎座)で上演する「鬼平犯科帳 血闘」の取材会を行った。

幸四郎は、主演、構成、演出をつとめる。

21年に亡くなった叔父中村吉右衛門さんが長く演じた鬼平こと長谷川平蔵を、幸四郎が24年の映画、ドラマシリーズから演じている。今回の歌舞伎版は「2代目吉右衛門に捧ぐ」と銘打たれている。

幸四郎は「堂々と、鬼平が歌舞伎という器に乗っかるとこうなるんだというものを作りたい。歌舞伎の鬼平、鬼平歌舞伎を作るという気持ちで作りたい。支えになるのは、映像でやったことと、叔父が28年間鬼平を演じたこと。まずは初日に向かって突進していきたい」と話した。

父松本白鸚が、平蔵の父長谷川宣雄を、銕三郎と名乗っていた若き日の平蔵を長男市川染五郎が演じることに、「実際の親子だからこそ成立する場面として作っている最中です。リアルなのか芝居なのか、そういう不思議な空間になればいい」と明かした。

シリーズ化への思いを聞かれると、幸四郎は「映像も1作1作が勝負だと思っています。歌舞伎版の鬼平ももちろんそうで、シリーズ化できればいいなとは思いますけど、そう思うとすべてを出し切ることができないので、すべてを出し切って決定版を作るように取り組んでいます」とした。

歌舞伎座で撮影したビジュアルをバックにした取材会。衣装は吉右衛門さんが着ていたものを使用したという。「いろんなものを背負うとプレッシャーと感じざるを得ないが、力にしたい」と力強く語った。

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