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元巨人の村田真一氏 長嶋茂雄さんが闘病中だった父と対面「お前のおやじってことは家族と一緒」


元巨人の村田真一氏は、テレビ番組で亡き父と長嶋茂雄終身名誉監督との思い出を語った。父ががんで余命1年と宣告された際、長嶋さんは忙しいスケジュールを調整し、村田氏の父との対面を実現。写真撮影の際、長嶋氏はスタッフの時間制限にも「時間を決めるのはオレだ」と応じ、父と20分以上会話した。父はこの写真を大切にし、生涯を終えるまで毎日眺めていたという。村田氏は長嶋さんの優しさを感謝し、「お前のおやじは家族だ」と言われたことを忘れられないと述べた。

長嶋茂雄少年野球教室で野球少年に指導する巨人OBの村田氏(2023年11月撮影)

元巨人の村田真一氏(61)が、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演し、3日に亡くなった巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんとの心温まるエピソードを紹介した。

現役時代に選手、監督として長嶋さんと接した村田氏は、父が大の長嶋ファンだった。その父ががんで余命1年と宣告され、村田氏は「最終戦の甲子園の試合の1日前に監督室に行き、実はおやじががんと言われ、余命が1年と言われましたと。おやじが最後に監督と会って、写真が撮りたいと言ってるんですけど、お願いしますと言ったら、『わかった。明日か』と。マネジャーを呼んで『明日のスケジュールはどうなってる?』と聞いて、(取材などの予定を)ずらしてくれと」と予定を変更し、会うことを決めた。

翌日、村田氏は父をチーム宿舎に連れて行き、長嶋さんと対面した。「ちょっとしゃべって、10分くらいで(スタッフから)監督、時間なんで」と言われたが、長嶋さんは「ばかやろう、時間を決めるのはオレだ。おとうさん、まだ大丈夫ですよ」と答え、20~30分間会話し、写真を撮影した。

村田氏は「うちのおやじが、僕になんか、お礼を言ったことはなかったんですけど、ありがとうと言って。翌年も、しょっちゅう『お父さん、元気か?』と。翌年、亡くなったんですけど、僕のことを抱きしめてくれてね、頑張ろうって」としみじみと話した。

父は長嶋さんとの写真をパネルにし、村田氏が母に聞いた話によれば「寝床の横に置いて、毎日、ニヤニヤしてると言ってました」という。村田氏は「お前のおやじってことは家族と一緒だと。すぐ連れておいでと言いましたね。忘れもしないです。本当に優しいです」と感謝した。

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