
テレビ大阪「大阪おっさんぽ」が14日放送され、メッセンジャー黒田(55)、橋下徹弁護士(55)、タレント柳沢慎吾(63)が大阪・関西万博の会場を訪れた。
大阪府知事、大阪市長時代に万博誘致の先頭に立った橋下氏だが、腰を痛めており、車いすでの参加。多数の入場客でにぎわう会場で、慣れない車いすを押す黒田は渋い顔で「なんでこんな目に遭わなあかんねん」とボヤいた。
橋下氏は「聞いた話ですけど」と前置きしながら「アメリカ館と中国館は、互いの展示品をさぐるためスパイ合戦をやっていたらしい」と暴露。「アメリカ館が50年前の大阪万博と同様、月の石を出すといえば、中国館は『そんなの古い』と、月の裏側の砂を出した。そしたらアメリカ側は『そんなの公園の砂だろ』と言い返したとか」と、うそのようなホントのような話を明かした。
そのアメリカ館はじめ、ミケランジェロの彫刻「キリストの復活」や「ファルネーゼのアトラス」などを展示するイタリア館、さらにはヴィトンのトランクなど高級ブランド品が多数見られるフランス館は、入場を待つ客の長い行列で、黒田らは入れず。「どこへ行ったらええねん。ずっと車いすを押してるだけやん」と途方に暮れていた。
しかし、幸運にもヨルダン館に入場することができ、現地のワディ・ラム砂漠から運ばれてきた大量の砂を敷き詰められたスペースへ。はだしで歩くと「鳥取砂丘よりもサラサラの砂や!」と黒田はびっくり。さらに死海の泥パックを手に施されると、肌がしっとりツヤツヤに変化し、その効能にまたびっくり。ここでも車いすの橋下氏を見て「橋下さんの腰に(泥パックを)塗ったって」とリクエストしていた。