
フリーアナウンサーの有働由美子(56)が13日にニッポン放送「うどうのらじお」(金曜午後3時)に生出演。2010年のNHK「あさイチ」放送開始時を振り返った。
この日の放送は「スナック由美子」と題し、NHK「あさイチ」で8年間共演した井ノ原快彦(49)をゲストに迎えた。
共演当初、有働のイメージについて、井ノ原は「最初めちゃくちゃ俺にいらついてたのかな? 僕が『(画面の)横に書いてある数字は何ですか?』に(有働が)『時間です。生放送だから』って言われて、変な質問しちゃったなって。生放送直前でピリピリしてたときに、ちょっと適当なこと言ってみようかなと思ったんですよ。有働さんでもこんな緊張することあるんだなって思って」と、場を和ませる気遣いが空回りしたエピソードを語った。
有働は「最初のあさイチ始まった時、解説委員と3人でならんで『おはようございます!』の言い方で、こんな感じにやっていいんだっていうのを、最初にNHKに持ち込んだのがイノッチ。NHKの生放送ってNHKの緊張感や流れでみんなわってなっちゃう。紅白の有吉(弘行)さんさえ“NHKの有吉さん”になっちゃう。でもタモリさんとイノッチは、自分のペースを持ち込んだ人ですよ」と井ノ原のブレない姿をたたえた。
これに井ノ原は「有働さんとやってるとそうなるんじゃないの」と返すと、有働は「違う違う。その方の(ペース)があって、それがあるとのれるのよ。その第一声であさイチが出来上がった」と振り返った。