
女優橋本環奈(26)が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(火曜午後9時)の第7話が3日放送され、世帯平均視聴率が5・7%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・0%だった。第1話は世帯6・3%、個人3・4%。第2話は世帯6・2%、個人3・7%。第3話は世帯5・8%、個人3・2%。第4話は世帯5・7%、個人3・1%、第5話は世帯5・6%、個人3・0%、第6話は世帯5・6%、個人3・1%。橋本は同局連ドラ初主演。
同作は累計360万部突破のベストセラー作家知念実希人氏の同名小説シリーズが原作。現役医師でもある知念氏が、実際の症例をもとに想像力を膨らませて描いた骨太の医療ミステリー作品となる。橋本は驚異の知能を誇る診断医、天久鷹央を演じる。
橋本はNHK朝ドラ前作「おむすび」でヒロイン米田結を演じた。
第7話は、御子神記念病院の院長・御子神氷魚(賀来千香子)が、密室のカルテ庫で謎の死を遂げた。訃報を受けた天才医師・天久鷹央(橋本環奈)は、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)とともに御子神記念病院へ急行する。というのも…同じ自閉スペクトラム症の生まれながらの特性を持つ氷魚と鷹央は、深い絆で結ばれた師匠と弟子の関係。しかも生前、氷魚は愛弟子の鷹央に“ある人物に殺される可能性”を打ち明け、万が一の際の謎解きを託していたのだった。
しかし、“師匠からの最後の挑戦状”ともいえる謎解きは、混迷を極めてしまう。第一発見者である氷魚の姪・御子神鮎奈(内田理央)によると、カルテ庫に残されていた足跡は氷魚のもののみ。命を狙う者がいるとすれば、妹の氷魚をずっと妬んでいた副院長・御子神知奴(梶原善)だというが…。
“広義の密室”で、恩師の身に何が起こったのか? 真相を求め、必死で頭を悩ませる鷹央。ところが「私は探偵失格、いや医師失格だ」-鷹央は、かつてない過去最大の壁にぶつかってしまう。