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カンヌに出品の映画「ルノワール」早川監督「どういうふうに感じてくださるのか楽しみ」舞台挨拶


映画「ルノワール」のジャパンプレミアが都内で開催され、監督の早川千絵や主演の鈴木唯らが登壇しました。この作品は、闘病中の父と仕事に追われる母と暮らす11歳の少女・フキを描いており、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されています。主演の鈴木唯は注目されることについて「感無量で、わくわくドキドキが止まらない」とコメント。共演者のリリー・フランキーは、「注目されないように生きることが大切」と独特の助言で会場を和ませました。また、鈴木は共演者の河合優実に憧れを抱いていることも明かしました。

映画「ルノワール」ジャパンプレミアに登壇した、左から早川千絵監督、河合優実、リリー・フランキー、鈴木唯、石田ひかり、中島歩、坂東龍汰

第78回カンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを争うコンペティション部門に出品された「ルノワール」(早川千絵監督、20日公開)のジャパンプレミアが3日、都内で行われ、主演の鈴木唯(12)らが舞台あいさつに登壇した。

22年に長編初監督作「PLAN 75」で、同映画祭のある視点部門カメラドール(新人監督)特別賞を受賞した早川監督(48)の最新作。80年代後半の夏を舞台に、闘病中の父と、仕事に追われる母と暮らす11歳の少女・フキの物語を描いた。同監督は「皆さんがどういうふうにこの映画を感じてくださるのか、とても楽しみ」とあいさつした。

5月17日にはカンヌ映画祭で公式上映が行われ、レッドカーペットに立った。フキ役の鈴木は「感無量でわくわくドキドキが止まらなくて、うれしくって、一生の思い出になると思います」と貴重な経験を振り返った。同映画祭の「注目すべき10人の才能」にも選出され「何かよく分からないけど、すごいなあって思います」と12歳らしい感想で会場を和ませた。

すると横から、父圭司役のリリー・フランキー(61)が「老婆心ながら、注目なんかされると大変なわけよ」と鈴木に語りかけた。「なるべく注目されないように生きてくのが一番いい。世の中で注目されてる人たちが息苦しそうに生きてるじゃないですか。生意気に聞こえるかもしれないけどおじさん、コンペティションでカンヌ3回歩いてるわけ。でも1回も注目されてないのよ。つつましく生きる、悪目立ちしないことが大切ですから」と独特の助言で笑わせた。

撮影現場でも鈴木は等身大だったという。早川監督は「フキの撮影をしようと思うとフキがいない。どこに行ったんだろうと思ったらお風呂に隠れてたり。唯ちゃんが本当に自然体でいたので、楽しかったですね」と現場の雰囲気を明かした。

また鈴木は、今作で共演した河合優実(24)に憧れている様子。「演技がすごく上手で、先輩かっこいい~という目線で見ていて。淡い水彩画のような、繊細な淡い感じで、すごく引かれる演技で、演技している時にすごーいって思いました」と話した。河合が出演するNHK連続テレビ小説「あんぱん」も見ていると明かし、河合を感激させていた。

石田ひかり(53)中島歩(36)坂東龍汰(28)も出席した。

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