
演歌歌手三山ひろし(44)が3日、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYAでコンサート「心に響く温もりの唄」を開催した。
今年が昭和100年になることを記念し、DJ KOO(63)とタッグを組んで「明日があるさ」「いつでも夢を」など昭和の名曲メドレーを披露。他にも今月4日発売の新曲「祇園闇桜」をファンに初歌唱し、「もしもピアノが弾けたなら」をピアノの弾き語りで初演奏。自身で開拓した新ジャンル「落語歌謡」の第2弾「お菊の皿」にも初めて挑んだ。初ものずくめで約1800人を魅了した。
公演前に取材に応じた。 -意気込みを教えてください
三山 昨年からずっと今日のために考えてきました。ぜひ皆さんに楽しんで、笑顔になっていただけるような、そういう舞台に努めたいと思っています。
-DJ KOOさんと共演します
三山 ものすごくうれしいですし、昭和歌謡の世界をDJでお届けするのは新しい試み。とても楽しみです。
KOO 正直緊張していました。1週間くらい前まで(アナフィラキシーで)入院をしていて、復帰してから初ライブなんです。たくさんのお客さんと一緒にライブをするっていうのは初めてなんでちょっと緊張していました。でも、三山さんが「好きなように楽しんでください」って言ってくれて、ワクワクしてます。
-ライブ初共演のきっかけは?
三山 けん玉の仲間のことを「ダマ仲間」と呼んでいますが、「ダマ仲間」として(10回連続出場中の)紅白歌合戦に9回、出演していただいています。それと、2人とも(三山の出身地)高知県の観光特使ということで、クワガタやカブトムシなど虫の飼育もやっていて共通点がかなりあるんですよね。そんな中で音楽という共通点で今回はコラボさせていただいているのですごい幸せです。
KOO 接点だらけだったんですけど、音楽でのコラボっていうのは今日が初めてです。
-大好評の初挑戦シリーズ。今年はピアノの弾き語りに挑戦します
三山 子どものピアノの先生に教わりました。7カ月前から初めて、最初は鍵盤のどこの位置に座っていいかも分からないし、なかなか大変でした。途中で「やめてもいいよ」って言われたんですけど、やるって言ったからにはやらなきゃと思って、なんとか形にしたいと思ったんです。
KOO ちょっと三山さんに影響されて、僕もちょっと演歌を歌ってみたくなりましたね。そんな簡単なものじゃないとは思うんですけど演歌の世界もいいですね。昭和演歌いいですよね。