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「リトルプリンスイヤー」王子役ダブルキャスト森彩香&山西菜音の思いとは…


音楽座ミュージカルの代表作「リトルプリンス」が、東京・草月ホールで6月6日から上演されます。この作品はサン=テクジュペリの「星の王子さま」を基にしており、世界で唯一のミュージカル化権を取得しています。森彩香は王子役を再び演じ、その作品への思いや大切さを語っています。森は「リトルプリンス」が創作や演技のヒントになる作品であり、その壮大なテーマを舞台で表現する喜びを強調しています。森は新人時代に王子役を演じ高評価を受け、以後何度も同役を務めてきました。「リトルプリンス」は人々が探し、失い、見つけ出す人生のテーマをシンプルに伝える作品であると説明しています。入団から10年が経つ森は、音楽座の挑戦的な創作過程についても言及しています。共演の山西菜音との協力を通じて、王子役の難しさを共感し、演技を深め合っています。

森彩香(2023年5月撮影)

音楽座ミュージカルの代表作「リトルプリンス」が6月6日から東京・草月ホールで上演される。

サン=テクジュペリの名作「星の王子さま」のミュージカル化権を世界で唯一取得し、93年の初演以来、文化庁芸術祭優秀賞など数々の演劇賞を受賞した。王子役を演じる森彩香に「リトルプリンス」への思い、魅力などを聞いた。

「どの作品を創作していても、どの役を演じていても、ヒントをもらう作品が『リトルプリンス』でした。いつも心の中にある大切な作品が劇場で立体的になることはうれしくもあり、大切だからこそのプレッシャーも感じています。作品の持つ壮大なテーマに怖気付かないで、上演できる喜びを忘れないでいたいです」

16年に入団した新人時代に王子役に抜てきされて高い評価を受けた。その後も何度も王子を演じてきた。「生きていく上で誰もが見つけたいこと、探していること、手放さないでいること、失っていくこと、その出会いと別れがあまりにもシンプルでダイレクトに詰まっている作品です。ほかの誰でもない、自分の物語(人生)として持ち帰っていただけるんじゃないかと思います」

音楽座に入って10年目となる。「同じ挑戦をしない音楽座ミュージカルの創作過程は、今までやってきたことを思いっきり捨てなきゃいけない瞬間がたくさんあって、正直つらいこともあります。でも、そうして新しく出会えること、気づけることは何よりものプレゼントとしていただくよう心がけています」

ダブルキャストで入団5年目の山西菜音が王子役で出演する。「助言も教えられることもありません。だけど、王子役の持つ難しさ、体力的なキツさ、喜びも発見も、当事者として共感しあえることはたくさんあります。この共感がお互いの力になっていくように、心身ともに伴走しています」

今年は原作のフランス語版出版から80年の記念の年となり、「リトルプリンスイヤー」として、東京公演後も大阪など1年を通して全国で上演される。【林尚之】

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