
お笑いコンビ「クワバタオハラ」のくわばたりえ(49)が31日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西地区)に出演。大量の不用品を廃棄したことから、思わぬ話が舞い込んだことを明かした。
倹約家として知られるくわばた。以前は物が捨てられずに何でも取っておくため、家の中に物があふれ返っていたという。
しかし、片付け方についての本を読んで感銘を受け、「必要なものだけを残すっていう生活に変えたら、めっちゃ家の中スッキリして、無駄遣いなくなったんです」と明かした。
実際に不用品を処分する際の、山積みになったゴミ袋の写真も公開。「実際はこれ×(かける)3ぐらいの量。こんだけ家になくてもいい物があった。今までは物が増えたら、『置く場所がないわ』って棚を買って、棚に物を入れて。で、また物が増える。だんだん(床の)面積が減ってきて…」と振り返り、室内を圧迫していたと吐露。
ところが、片付けを心がけるようになり、「お金がたまるようになってきたんです。なぜなら無駄遣いしなくなったのが…例えば、半額やったら今まで買ってた。まあまあ欲しい服が半額やったら買う。でも今は、『ほんまに欲しくないものに半額を出したらあかん』って思えるようになった。あんなにたくさんの物を捨てたから。あれ、お金やから、結局。だから、お金もたまるようになってきた」と説明した。
さらに「ほんで、仕事。これをやった次の年ですよ、朝ドラ。お好み焼き屋のお母ちゃんの役が来た」。2022年度後期のNHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」への出演が決まったことも明かし、「みんな、捨てなはれ! 朝ドラ出たかったら荷物捨てんねん!」と訴えて笑いを誘った。
これに、須田亜香里(33)が「私、ずっと18歳までバレリーナをしておりまして、当時履いていたシューズも、レオタードもまだ取ってあります」と話すも、くわばたに「私もいっぱいそんなん置いていたんですけど、何のため?」と問われて思わず絶句。
「かわいい、お気に入りのレオタード…」と何とか言い返そうとしたものの、くわばたの「最後に1回着て、写真撮って放り(捨てなさい)! 思い出は物じゃない。心の中にあるから」との言葉に、「私も朝ドラ目指して頑張ります」とうなずいていた。