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加藤シゲアキ「ショートショート」特別賞、作家と映画監督の違いは「1人でできるか、できないか」


アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2025」が28日に開幕し、MIRRORLIAR FILMSの「SUNA」が特別賞を受賞。監督した加藤シゲアキがトロフィーを受け取り、「若手の育成、地方創生における道のりが評価されたことは嬉しい」とコメント。映画製作のプロセスを振り返り、「映画は一人で作れない」とチームへの感謝を述べた。また、撮影地となった愛知県東海市の協力が脚本にも良い影響を与えたことを明かし、「かなり良い映画になる」と手応えを感じていると述べた。

アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2025」が28日に開幕し、東京・高輪ゲートウェイシティでオープニングセレモニーが開催された。

短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)Season7」が、特別賞を受賞した。同プロジェクトの1本「SUNA」を監督したNEWS加藤シゲアキ(37)が、プロジェクトの監督を代表してトロフィーを受け取った。「大変、光栄。しかしながら若手の育成、地方創生という(プロジェクトの)テーマの中、たった1つの作品を撮っただけですけども、道のりが評価されたことは、うれしく思います」と恐縮した。

監督、脚本、出演と3役を務めたが「映画はたった1人ではできず、多くの人の善意…遠い道のりをかけて作っていくもの。ここに来られなかった全員の思いの結晶が、このトロフィーじゃないかと思い、受け取らせてもらいました。若手の育成、地方創生…(プロジェクトで)たった1つの作品を撮っただけですけども、道のりが評価されたことは、うれしく思います」と感謝した。

作家と映画監督との、物作りの違いについても語った。「映画監督をやらせてもらったのが2度目。小説家として10年、活動していて物語、文章、キャラクター…脳内で全て作り上げるんですけど、映画は本当に1人で作るものじゃないと改めて実感。脚本も書いて、自分も出ましたけど、正門、スタッフが協力してくれた。このチームじゃないと難しいなと…チームの良しあしで決まる」と、共演したAぇ! group正門良規(28)はじめスタッフに感謝を繰り返した。

撮影は、プロジェクトのテーマソング「あの日の虹と僕らのアンセム」を書き下ろしたスキマスイッチ大橋卓弥(47)の故郷・愛知県東海市で行った。加藤は「そもそも、東海市から言えばプロモーションみたいなものなのに『オカルトホラー、撮ってもいいですか?』と聞いたら、2つ返事でOK。呪われた場所になって良いですか? と言っても協力的」と、東海市にも感謝した。「問題は、とてもきれいな街で砂がない」と振り返った上で「でも、生コンクリートの業者の方が探してくれて、協力的。今、使っていなかったプールを見せてせてもらったら、生々しくて、これはホラー向きだと、脚本に生かした。もともと、持っていたプロットが面白くなった。かなり良い映画になるぞ、という手応え」と、東海市の協力が脚本にも好影響を与えたと口にした。

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