歌手石川さゆり（67）がNHK「tiny desk concerts JAPAN」（6月1日深夜0時54分）に出演する。米国発のコンテンツで、アーティストたちが「オフィスの小さな机」でパフォーマンスするコンセプト。このたび収録で、NHKのオフィスの一角でスタッフ200人が見守る中で熱唱した。
バイオリン、チェロ、ギター、ピアノの演奏をバックに「津軽海峡 冬景色」を歌って「すごくワクワクする番組。いつも大勢の人がいるところで歌っているけど、こんなにはっきり顔が見えるなんて。しかも職場！ 歌って、本来こういうものなんだなって思います。もちろんステージでのパフォーマンスもありですけど、職場で歌って『そうだよな』っていうのがあればうれしい」と笑顔を見せた。
そしてキーボード、ベース、ドラムで構成されたバンド、フォックス・キャプチャー・プランの演奏をバックに「朝日楼」を歌った。日本ではアニマルズの「朝日のあたる家」として知られる名曲を歌うに当たって、石川はジャズ発祥の地と言われる米国ニューオーリンズを訪れた。「陽気な音楽の中で歴史をちゃんと伝えていきたい」。収録を終えた石川は「何年やっても新しいことはあるんだなとワクワクして楽しかった。今日は職場で歌うのが新鮮でした。私たちの歌は生活の中にあると感じました」と話した。
