
お笑いコンビ、霜降り明星のせいや(32)が23日深夜放送のニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン」(金曜深夜1時)に生出演。「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」で優勝したツートライブのたかのり(41)との思い出を語った。
せいやは大阪の下積み時代にお世話になったツートライブを祝福した上で「俺らが1年目で、ファイブアップよしもとってっていう漫才劇場の前の体制で。俺らが1軍に入る前よ」と当時を回想し始めた。
さまざまなネタを試すが鳴かず飛ばずで、不発の連続だったという。「死ぬほど落とされてて。1回めっちゃウケた回があって。審査員票がめっちゃ低かってん」と語ると、相方の粗品(32)が「それはめっちゃ覚えてるよ!」と反応した。
せいやは続けて「腹立つ下積みの時代。客票は2位か1位やったのに、審査員票がエグいぐらい低くて。なんでやねん、みたいなんで、さすがの俺も腹立つけど」と当時の状況を説明。「(劇場の)階段に行って、2人で着替えて。ちょっと上のところで着替えてて。声もデカくなってたんやろな。『俺らおもんないんかな?』って2人でしゃべってたの覚えてない?」と粗品に投げかけた。
さらに「『おもろいはずやんな、俺ら』みたいな。審査員が低すぎて。ウケてるのに。粗品と2人で『打つ手ないぞ』と。『俺ら、おもんない? おもろいよな、俺ら』みたいな。2人で確認する作業みたいな」と語った。
続けて「ほんなら、着替えてた、たかのりさんが声だけで『お前らおもろいで!』って。忘れてる? 俺、今でも覚えてる」と当時を振り返ると、粗品は「マジで!?」と驚きの声を上げた。
せいやは「首を階段の手すりから出して。『お前らおもろいで』って。二十歳ぐらいの俺らに。それ思い出したもん」と興奮気味に振り返った。