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天海祐希「老後の資金が―」続編熱望の前田監督はシニア向け映画ヒットメーカーに「踏み込んだ」


23日に丸の内TOEIで行われた「老後の資金がありません!」の舞台あいさつに主演の天海祐希が登壇しました。閉館プロジェクトの一環として開催されたこのイベントで、天海は監督の前田哲から続編「老後の資金がありません2!」への期待を聞き、「また呼んでください」と応じました。映画は節約をテーマにした主婦の努力と困難を描き、コロナ禍にも関わらず興行収入12億4000万円、観客動員数100万人を突破するヒットを記録しました。天海はシニア層向け作品の可能性を指摘し、前田監督がこのジャンルを開拓していると評価しました。監督は続編の計画について、草笛光子の再登場も含めて熱意を示しました。

「さよなら丸の内TOEI」で上映された映画「老後の資金がありません!」舞台あいさつに登壇した天海祐希(撮影・村上幸将)

天海祐希(57)が23日、東京・丸の内TOEIで、同館の閉館プロジェクト「さよなら丸の内TOEI」の一環として行われた、21年の主演映画「老後の資金がありません!」(前田哲監督)舞台あいさつに登壇。前田哲監督(52)が「老後の資金がありません2!」と、続編の製作を熱望すると「また呼んでください」と期待した。

天海は劇中で、節約好きの主婦・後藤篤子を演じた。松重豊(62)演じる夫章は家計は任せきりで、篤子は章の給料と自分がパートで稼いだお金をやりくりして、新川優愛(31)演じる娘のまゆみと息子勇人(瀬戸利樹)を育て上げ、節約をモットーに、老後の資金をコツコツためてきた。そのはずが、親の葬式に300万、娘の派手婚に300万がかかり大ピンチに…。草笛光子(91)演じるしゅうとめ・芳乃への仕送りさえ捻出できなくなり引き取ったものの、芳乃の浪費で、さらに資金がなくなっていく役どころだ。

撮影は19年10~11年にかけて行われた。翌20年に全世界がコロナ禍に見舞われ、当初は同年9月の公開を予定も、翌21年10月に1年、延期となったが、興行収入12億4000万円、動員100万人を突破。シニア層が観客のメインターゲットとなる大人向けの作品が、シニア層の足が劇場から遠のいたことで軒並み苦戦していたコロナ禍の中、大ヒットを記録した。

前田監督は、草笛を主演に起用した24年「九十歳。何がめでたい」も興収10億円を突破。草笛は90代で初の興収10億を突破した主演俳優なった。天海は「私は、ちょっと申し上げたかったんですけど、お兄さま方、お姉さま方が映画館に足を運んでくださるような作品って『老後の資金がありません!』という原作を映画化したことがあってから、草笛さんの『九十歳。何がめでたい』にもつながっているんじゃないか」と分析。「新しいジャンルというわけじゃ、ないけれど、前田監督は最近の日本の映画界では、お兄さま方、お姉さま方の映画に、踏み込んでいるんじゃないか?」と指摘した。

すると、前田監督は「『老後の資金がありません2!』。草笛さんは戻ってくる!」と力強く宣言。天海は「本当ですか! それは、東映の偉い方々に…」と口にして、笑った。

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