
女優で96年に活動を休止したWinkの相田翔子(55)が11日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜午後1時)に出演。住んでいたマンションの管理人に言われたひと言が、バラエティー番組出演のきっかけになったと明かした。
爆笑問題太田光から「Winkは解散したわけじゃないもんね」と問われて相田は「活動停止しよう、ってある日言われて、2人ともすごい反対したんですけれども、私も『あがり症だから(鈴木)早智子いなかったら辞めます、引退します』って言ったんですけれども…アイドルになるってよりも、ずっと作詞作曲とかニューミュージックとかやりたかった。そしたらバリバリアイドルになっちゃったんです」と話した。
すると事務所スタッフに「あがり症なら音楽つくっていったら? テレビ出なくていいから」と提案されたという。太田から「えー、今さら? それで、無表情で良かったんだから」と驚かれたが、相田は「私がもたなかった。緊張して、2年間テレビに出なかった。ずっと曲づくりをしていて裏方に徹していた」とあがり症を克服できずにテレビの世界から2年間姿を消していたことを明かした。
Wink活動停止をしていた時のことについて「そうしたら、マンションの管理人のおじさんが『ずいぶん落ちぶれたね』って…2年テレビ出なかったら下駄箱のところで言われて、すっごい隕石が頭にぶつかったぐらいショックで『そっかー、のんびり毎日楽しく過ごしていたのに』って。世の中は相田翔子のことを忘れちゃってこれでいいのかなー、って…1週間泣いて事務所に行って『社長、すぐにテレビに出してください』って」と話した。
その後、バラエティー番組でブレークし始め、フジテレビ系「笑っていいとも!」では爆笑問題ともレギュラー共演。相田は「そこにつながっていくんです」と語り「ドキュメンタリー番組で管理人のおじさんを探してお礼を言いたかったんですが、探したけど『オレは出たくねー』って断られました」と話した。