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「弁護士と行ったら警察の対応がガラッと変わった」ストーカー被害アイドルが川崎事件受け体験談


RiNCENT#のメンバー、雪乃椛鈴がAbema Primeで自身のストーカー被害とその際の警察対応について語った。川崎市での死体遺棄事件で警察の対応が問題視される中、彼女は自身も深夜にインターホンを鳴らされ続ける恐怖を体験したと述べた。警察は当初、被害を軽視していたが、弁護士の介入後に対応が改善した。元埼玉県警の専門家は、当初警察はストーカーと認識していなかった可能性を指摘した。

※写真はイメージ

アイドルグループRiNCENT#の雪乃椛鈴が、8日配信のAbema報道番組「Abema Prime(アベプラ)」に出演。川崎市で起きた死体遺棄事件を取り上げた議題の中で、自身の受けたストーカー被害を相談した際の警察の対応について経験談を語った。

番組では、川崎市の住宅で岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)の遺体が見つかった事件で、元交際相手の白井秀征容疑者(27)が死体遺棄容疑で逮捕された事件を特集。白井容疑者が行ったストーカー行為に対し、被害者が昨年12月に9度通報した際に、警察が警告などを発しなかったことなどの対応に対し、遺族や世間から批判が出ていることを伝えた。

雪乃は、23年に、自宅インターホンを深夜に約15分、押し続けられるなどの被害を受けたことをフリップで紹介された。「深夜の1時に見知らぬ男性がインターホンを押してきて、妹と一緒に住んでいたんですけど、怖かったのですぐに警察に通報したんですけど、警察の方が来てくれるまでの15分間、ずっと鳴らされ続けていて、その間も挑発するようなポーズを取ってきたりだとか、モニターに映らないように鳴らしてきたりとかして、震えと涙が止まらないぐらいの恐怖を感じたんですね」と振り返った。

警察の対応について「すぐ警察の方が来てくださって、相手の男性と、私は妹と一緒に、警察の方へ行って事情聴取をしたんですけど、その場では警察の方が全然対応してくれなくて、あっさりした対応。『次、何かあったら言ってね』みたいな感じで『気を付けてね』ぐらいな感じの対応しかしてくれなくて」と説明。「相手がどういう方なのかも全然分からないですし、職業上、アイドルをしているので、もしかしたらファンの方のストーカーかもしれないとか思って、警察の方に聞いたんですけど、相手の方のプライバシーの問題もあるから、まだ事件にもなってないし、何も今の段階では言えないよ、という風に言われて、その対応はないんじゃないのか、とその時は思いました」と不満の残る対応を回想した。

司会の平石直之アナウンサーから「結局、加害者の方が同じマンションの住人だった」と明かされると、スタジオに悲鳴が。雪乃は「その男性の方は、私が住んでいる1つ下の階に住んでいて、ちょうどベランダから、相手の部屋から、私の部屋の中が見えるような位置になっていて」と説明。「本当に怖くて。でもその方には注意をするだけで終わっちゃって。それがあまりにも悔しくて、すぐ事務所に相談して、顧問弁護士に相談しよう、ということになって」と当初の様子を明かした。

雪乃は弁護士と再訪した際の警察の対応も紹介。「顧問弁護士の方と一緒に警察署に再度いったら、警察の方の対応がガラッと変わって。私(1人)の話の時は『まあ全然、ただの酔っぱらいだから大丈夫だよ、ハハハ』ぐらいな感じだったんですけど、顧問弁護士の方と一緒に行ったら、相手がどういう方なのかとか、これから見回りを徹底しようとか、相手の方に警告書を作成して渡すような感じで、手厚い対応をしてくれるようになった」と説明した。

男性の動機については「ベランダから見えていて、一方的に私のことを知っていて、仲良くなりたかった」と説明されたことも告白。「向こうは『ベランダで私と会話したことがある』って警察の方に話していたので、一方的に認知されていた」とした。

元埼玉県警捜査1課の佐々木成三氏は「これはまさしくストーカーになる。恋愛感情をもって、交際目的で反復しておこなっている。法を知っている弁護士さんが入ったことで、これはストーカーだ、と。警察は(当初)ストーカーと認識していなかったのかもしれない」と推察した。

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