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三國連太郎さんは自身の父とは血がつながっていなかった、佐藤浩市「実の息子じゃないと…」


俳優の佐藤浩市が「ファミリーヒストリー」に出演し、父である三國連太郎の本名「佐藤政雄」にまつわる過去を探りました。三國さんは生前、自身は「佐藤ではない」と何度も語っており、その背景には複雑な家庭事情がありました。母・小泉はんさんは広島県呉市で奉公生活を送っていましたが、17歳で帰郷。戻る途中で体調を崩れた際に、佐藤正さんに介抱され、その後、二人は結婚し、政雄(三國連太郎)が生まれました。VTRでは、その時代の背景や家族の歴史が語られ、佐藤浩市は改めて父のルーツに関心を寄せました。

佐藤浩市(2025年撮影)

俳優佐藤浩市(64)が4月30日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」に出演。本名佐藤政雄こと父三國連太郎さんのルーツを迫った。

VTRは佐藤の妻、亜矢子さんの証言から始まる。亜矢子さんは生前の三國さんから「私は佐藤じゃないんだよ。本当は佐藤じゃないんだよ」などと言われていたという。

三國さんは母小泉はんさんから生まれた。故郷は伊豆半島の漁村だったという。小泉家は嵐で収入減の船を失い、一家離散。はんさんは広島県呉市に奉公で出るも、17歳で追い出された形となって帰郷する。

三國さんを長らく取材していた作家の宇都宮直子氏が、当時の経緯を推察。三國さんの言葉を引用し「おなかにもう僕はいたのかもしれない。広島の軍人さんのところで、妊娠して追い出されたんじゃないか、というような話をされていました」と打ち明けた。

身重の状態で帰郷した、はんさんは到着した沼津港で気分が悪くなってしまう。その時に介抱してくれた男性が佐藤正さんだった。一晩かけて事情を聴いた正さんは、はんさんの全てを受け入れることを決めたという。1923年(大12)1月、2人の間に長男の政雄さん、のちの三国連太郎さんが誕生。正さんの子として、出生届を提出し、2人の子供として育てていくことを決心し、結婚した。

佐藤は自身をひもとくVTR前に「どこまで本当で、どこからが三國連太郎としての創作なのか、それも知りたかった」と言い、三國さんのモノマネを披露。VTRを見た後、佐藤は「2人の実の子供じゃないというのを三國は僕にしてないと思います」と神妙な顔つきで語った。

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