
黒島結菜(28)が26日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」(土曜午後11時)に出演。ポルトガルで自身の演技観をを語った。
首都・リスボンに近いシントラのペーナ宮殿を訪れた黒島は「その場その場で感じること。セリフだけ喋ってるとそれだけになっちゃうけど、例えば自分の役の部屋で撮影するとかだと、役を考えられて美術のセットとかがあるじゃないですか。見て感じるものってお芝居にはあると思ってて。現場に行っても、なるべく場所で感じたい。自分で考えすぎて『この役はこうだから』って決めても、結局は自分だけのものになっちゃうから」と語った。スタジオでさらに「もちろん家でもセリフ覚えて考え、相手によって感じ方が変わるのとかも、ちゃんと受け入れられるようにしたいなって」と撮影でのこだわりを明かした。
さらに、22年放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインを務めた経験に触れ「朝ドラやって変わりました。自分は現場の一部で『俳優』っていう役割みたいな感覚でいたんですけど、ほんとに主演の人の雰囲気で現場って大きく変わるなって感じたので。人見知りだけどなるべく話しかけたりとか、楽しい現場作りをしたいなって思うようになって。私自身が本当に心から楽しまないと楽しい現場にならないなって」と、朝ドラ主演が俳優人生の転機だったと告白した。