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若狭勝弁護士「法律的な問題よりビジネスの倫理的な問題」八代亜紀さんのヌード写真付きCD発売


弁護士の若狭勝氏が、故・八代亜紀さんの若い頃のヌード写真を特典にしたベストアルバムの法律問題について、「サン!シャイン」でコメントしました。リベンジポルノ防止法に該当しないと考えられる理由として、写真公開が撮影者の恨みやこらしめの意図を欠くと指摘しました。わいせつ物頒布罪の可能性については、写真が性的興奮を引き起こすかどうかが判断基準になると述べました。八代さんの管理会社は法的措置を準備し、SNS上では販売中止を訴える声が多発。アルバム発売はニューセンチュリーレコードが権利を購入して実施しましたが、若狭氏はビジネス倫理の問題を指摘。また、遺族の平穏を侵害する可能性での民事訴訟を示唆しました。

若狭勝氏(2017年10月撮影)

衆院議員や東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏が22日、フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。一昨年に亡くなった演歌歌手の八代亜紀さんの若い頃のヌード写真を特典に付けたベストアルバムが21日に発売された件で、解説した。

プライベートな性的画像を、その撮影対象者の同意なくSNSなどで公表することを禁止するリベンジポルノ防止法があるが、若狭氏は「それには当たらないと思うんです。うらみだとか、こらしめたいという思いを撮影者がない状態だとすると、法律の適用は難しい」とした。

法律に抵触するか否かについては「わいせつ物頒布罪」を挙げた。

「写真を見て性的に興奮するか、性欲を刺激されるかどうか。わいせつ物頒布罪に当たるとすれば、抑止力になる。それは、警察と検察と裁判所が判断する」と話した。

アルバム発売を巡っては、八代さんのアート作品や楽曲を管理する会社が「絶対に許すことができない」「刑事民事を問わずあらゆる準備を進めている」と表明。ネット上で「八代さんの尊厳を守れ」などの発売中止を求める声が相次ぎ、歌手やアーティストらもSNS上で販売反対を訴えていた。

一方、発売元のニューセンチュリーレコード(鹿児島市)は音源・映像・写真(商用・私的)など全権を買い取ったとして、今回アルバムを発売した。

これについて、若狭氏は「法律的な問題より、ビジネスの倫理的に問題はあると思う」と持論を述べた。なお、八代さんの肖像権は、本人がすでになくなっているためにない。あとは、「遺族が平穏に過ごしたいという思いを侵害している」とした民事訴訟の可能性はあると示唆した。

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