
ものまね芸人のコージー冨田(58)が18日、フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。1型糖尿病を患っている現状を公表した。
明かした理由については、「悩んでいる方がいらっしゃる。ポジティブに頑張っているところをお見せしたい」とした。
現在目がほとんど見えず、歩く時はつえが必需品。家族や関係者の介添えを必要とする。「下りが怖く、階段は手すりを頼る」と言う。ステージでの立ち位置、小道具の位置などは入念なリハーサルで把握する。
目に異変を感じ、発症したのが6年前だったため、それ以降に出てきた若手芸人の顔は分からないという。
「声で判断する。NHKの朝ドラ(連続テレビ小説「あんぱん」)で原田泰造が出ていると思ったら、竹野内豊さんだった」と苦笑いしていた。
目だけではなく、足の裏の感覚がなくなる神経障害も告白。「踏み込んでいる感覚がない。ホットカーペットで低温やけどした経験もある」とも話していた。
1型糖尿病は、ウイルス感染をきっかけとして発症する。2型は遺伝や生活習慣の乱れなどで発症するとされている。厚生労働省によると、20歳以上の男女の5人に1人が糖尿病のリスクを抱えているという。