2人組YouTuber「ティアロ疾風伝」が4日、「閉園後のディズニーランドに隠れた件について」と題した動画を投稿し、テーマパークが閉園した後も園内に残って動画を撮影したとして謝罪した。
ティアロ疾風伝は、ティンクと、熊の着ぐるみをかぶったクロンの2人組で、「スリルとロマンのある企画」をコンセプトに、フォロワー26・9万人を集めるチャンネル。2人は今回の動画にスーツ姿で登場し、「このたびは閉園後のディズニーに隠れるという動画を投稿し、ディズニー関連に従事している方々、迷惑をかけたキャストの方、不快にさせてしまった視聴者の皆さま、誠に申し訳ございませんでした」とともに土下座した。
クロンはサングラスとマスク姿で登場していることについて「私は普段、仮面を付けているので、サングラスとマスクを使用させていただきます。ご理解のほど、よろしくお願いします」と説明。ティンクは「まず、閉園後のディズニーに隠れるという行為自体が、やってはいけないことにもかかわらず、まだたくさん人が残っている間ならいいかな、と思い撮影したこと、本当に未熟に思います」と自戒した。
さらに「いつも応援してくださっているロマン好きの視聴者さんのことばかり考えていて、ディズニーファンやそれ以外の方がこの動画を見たらどう思うのか、もっと考えるべきでした。この行為は決して許されるべきではありません。キャストさんの優しさを踏みにじったことを、本当に恥ずかしく思います」と反省。クロンも「視聴者のみんなを笑顔にしたい、そう思い投稿した動画ですが、もっと慎重になるべきでした。これからは、他の人さまに迷惑をかけるような動画は、絶対に撮らないことを誓います」と宣言した。
ティンクは「こういった炎上は初めてのことなので、自分を見つめ直すきっかけとなりました。自分の未熟さを本当に反省し、今後の活動については1週間ほど、動画投稿をお休みしようと考えております」と報告。「すべての方を笑顔にできるような動画づくりを、本気でしていきます。今回の行動をあらためて、誠に申し訳ございませんでした」とあらためて土下座で謝罪した。
発端は、先月「【ガチ】閉園後のディズニーランドに隠れ続けてたらいつバレるのか。」という動画。「来場者の中で一番最後にディズニーを退園する」と宣言し、ティンクが閉園15分前からからアトラクションの壁の下にある隙間に潜り込むようにして隠れた様子をアップした。その後、園のキャストがアトラクションを見回る様子を足元から盗撮のように映した動画をアップ。「パーク閉園ですよ」と声をかけられると「ちょっと頭痛くて…」と体調不良で休んでいたことを装い「寝てて時間忘れてた作戦」とテロップも表示された。キャストが体調に気を使って、エスコート要員や車いすを用意できることを伝える様子も映されていた。その後「4分でバレた」などと報告していた。
