英国ヘンリー王子（40）の妻メーガン妃（43）が2日、自身の新たなライフスタイルブランド「アズ・エバー」から最初の商品の販売を開始し、1時間たたずに売り切れたとUsウィークリー誌が報じた。東部時間午前9時から販売が始まった公式サイトでは、すべての商品が「完売」となっている。
「料理、おもてなし、ガーデニング」をテーマにしたネットフリックスの新番組「ウィズ・ラブ、メーガン」と連動する形でローンチしたアズ・エバーから最初に発売されたのは、ラズベリースプレッドやクレープミックス、ハーブティーなど8商品。価格帯は12～15ドルで、最も高いものが28ドルの限定ハチの巣入りワイルドフラワーハニーだった。
「数量限定」とうたっていた初回の販売個数などは不明だが、米ニューヨーク・ポスト紙はSNSに写真を投稿してもらうために多くのインフルエンサーに商品をばらまいたと伝えている。
公式サイトを通じて全米50州で購入が可能となった後は、世界規模での展開も視野に入れているという。妃は自身のSNSで宣伝用写真撮影の舞台裏を公開したり、キッチンで踊りながら料理する動画を投稿するなど発売に向けて熱心に宣伝活動を行っていた。
一方、発売前から商品パッケージを巡って批判も浴びていた。筒形の特別な記念ボックスに入れられたラズベリースプレッドには「まるで香水か高級キャンドルみたい」との指摘が相次ぎ、地球環境への配慮がないと過剰包装が非難された。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）
